三十路前の君へ~四十路前の僕から~ 後編
行きかう年もまた旅人
前編が思った以上にご好評で嬉しい。
後編は主に健康/睡眠をテーマに書いているが
①ideco②NISA/積立NISA③生命保険料控除各種
の3つについても軽く書いたのでそちらから始める。
上記3つは、2020年1月に書いた下記ブログと内容が被る&下記の方が詳しい気がするので、貼っておく。
①ideco
”完全に資産低下リスクゼロ”※運用に定期預金を選んだ場合
方法:証券会社の口座を開設して、ideco口座を開設して開始。
月々23,000円(上限)積み立てると毎年12月に5万円現金でもらえる。
※サラリーマンの場合、年末調整を通じて12月給与でもらえる。
自営業の方はさらに高火力だが、説明は割愛。
ideco唯一にして最大のデメリットは”60歳まで出せない”ことだが、老後2000万問題などもあるので若いうちから積んでおくに越したことはない。特に大きなライフイベントが起こりにくい独身男性には本当に嬉しいシステムだ。
ひとことで言えば
”年27万6千円貯蓄したら12月に5万円あげるで!”
乗らない理由が無い。
30歳から59歳まで拠出しても原資は800万4000円しかないのに、29年間で合計145万円(5万円×29)もくれる。厳密にはもっとお得だが長くなるので詳しくは専門サイトへどうぞ。
国の金融庁のシミュレーター使って利回り4%(低めに見積もった)で29年貯めるシミュレートしてみたら以下
60歳で勝手に1506.8万円貯まってる。ちなみにidecoは非課税なのでそのままもらえる。老後問題ほぼ解決。
特に独身男性は”必ずやっておきなさい”級に強く強くオススメする。
私はこの制度を友人の有識者から教えてもらってすぐ始めたが、開始が遅かった。
今で4年半ぐらいだが、ぼちぼちの経過である。
毎月23,000円引き落とされるだけで、自分では何もしていない。
全く参考にしていただく必要はないが、毎月の23,000円の配分は以下のようにしている
かなり適当。いまの時勢で、人にオススメしても良いかなと思えるのは一番上の外国株式の全米株式インデックスファンドくらいなもの。
日本株は個別銘柄や別の投資信託から投資しているためidecoでは割合ゼロにしてある。
私たち素人は色々な分野に分散させつつ、長い時間をかける投資が非常に強い。
②NISA/積立NISA
方法:証券会社の口座を開設して、NISA口座(or積立NISA口座)開設してスタート。
正直idecoに比べると火力が低いため、idecoを優先すべき。私は積立NISAではなくNISAを利用している。NISAのメリットの1つは個別株を買えること。年間120万円まで利用できる。
税制面のメリットを簡単に解説すると
例1)日本郵政の株850円を800株購入。毎年1株50円配当くれる。
通常口座で持った場合:配当は50円×800株=40,000円。から8,400円ぐらい税金で取られてもらえる金は31,600円。
NISA口座で持った場合:丸々40,000円もらえる。
例2)例1で持ってた株が1,000円に上がったので売却する。
通常口座で持った場合:売買益150円×800株=120,000円。から25,200円ぐらい税金で取られて儲かる金は94,800円。
NISA口座で持った場合:丸々120,000円儲かる。
そんな感じ。
正直なところ個別株は難解であるし短期スパンだとギャンブル性が高まる。
トータルで考えるとidecoの方が安定してアドバンテージがとれるため、まずはidecoから始めることをオススメする。
③生命保険料控除各種
方法:貯蓄性の高い(払い込み額よりも大きい額を受け取ることができる)生命保険に加入して開始。
こちらもidecoに比べると火力が低いので、idecoを先にやるべき。
生命保険料控除は、idecoと同じくサラリーマンの12月年末調整でいくらか現金もらえる。ただidecoに比べるとお得額が大幅に少ない。
・一般生命保険料控除
・医療生命保険料控除
・個人年金保険料控除
の3種類があるが、令和現在、貯蓄性があるのは一般と個人年金の2種。
特に独身男性は本当の意味での”生命保険”とかほぼ不要なので、先にidecoやNISAをやるべき。
<休憩>
ここまでは、過去ブログでも書いたことがある内容で、一般にも広くオススメされている内容。基本的には”やり得”なので、やってないのがある方は追加するとその分お得。
ここからは視点を変えて、健康や睡眠について私が実践していることを書いていく。
※科学的根拠に乏しいと感じられる項目もあると思うが、全部神無月の個人体験であるため、深い証明などは難しい。申し訳ない。
④睡眠時間
睡眠時間は非常に重要だ。
ゲーム・PC・スマホの画面について、理想を言えば睡眠の2時間前以降は見ない方が良い。ただ、さすがに2時間は辛いので私は1時間前には紙の読書に切り替えるようにしている。
私は23時30分頃に就寝して6時30分頃に起床するのを毎日心がけている。
結局、睡眠の質が悪かったり睡眠時間が短かったりすると、次の活動時間約16-17時間のパフォーマンスが低下するため、睡眠時間の確保&睡眠の質を向上させる努力はしたい。
睡眠の質について課金でなんとかなるポイントとしては”寝具”
私は20万円のマットレスと2万円の枕を使っている。
人生の1/3を過ごす場所であるため、ここにはしっかり課金すべきだ。
もし私が現在の職を失ってフリーターになったとしたら、車もスーツも何も買わないし、食費も健康を害さない範囲で極限まで削るが、寝具だけは今と同じものを必ず買う。
ちなみに寝具は”合う/合わない”が非常に大きいため、ショールームなどに赴いて実際に寝てみることを強くオススメする。
⑤禁煙による睡眠の質向上
昔、私はヘビースモーカーだった。
意思は固い方なので”禁煙しよう!”と思えばすぐに数ヶ月の禁煙は出来た。
が、何かのきっかけで吸うと常態的な喫煙を再開し
また”禁煙しよう!”というのを5回ほど繰り返し
最終的には加熱式たばこからも完全に脱した。
その後現在に至るまで約800日、累計20-30本程度は様々な局面(主に喫煙者との交流)で吸っていると思うが、禁煙は続いている。
本格的な禁煙をしてしばらく後、身体に変化が訪れた。
睡眠時間が少し短くてもスッキリ起きられるようになった。
それまでは8時間寝ても結構キツい時はあったし、特に何もなければ10時間でも連続で寝てしまうような身体だった。
しかも起きても、なんとなくしんどい。
それが7時間程度の睡眠でもスッキリと疲れが取れ、身体が明らかに軽くなった。
禁煙したのは摂取栄養素などもしっかり管理しだした頃(こちらについては次の項で述べる)なので
禁煙だけが理由ではないと思うが、禁煙が体に良い影響を与えたことは間違いないだろう。
毎日1時間得したと同義であるので、禁煙の副産物としては素晴らしい体験だったと言える。
⑥厚生労働省の”栄養摂取基準”を守るようにした
元は身体づくりの一環で必要タンパク質量や推奨カロリーを調べるところからスタートしたが、せっかく国が出してくれているものなので
”全部正確に守ってみよう”
と思ったのがきっかけだ。
グリコのサイト
詳細は割愛するが簡単に言うと
A.ほとんどの栄養素がサプリで摂れる
B.たんぱく質だけはサプリから摂れないのでプロテインで補う
この2点。365日同じサプリ&同じたんぱく質(味は変えている)を摂取している。
真似するのはそんなにオススメしないが、毎日摂取しているサプリとたんぱく質を紹介しておく。
スーパーマルチビタミン&ミネラル
必要栄養素のうち、かなり多くの栄養素を補うことが出来るサプリ。
オメガ3
ナウフーズ(アメリカの会社)製のEPA/DHAサプリ。含有量とコスパに優れる。
コエンザイムQ10&カルニチンサプリ
ナウフーズ2号。余談だが、睡眠の質を好転させるのはマグネシウムらしい。
アセチルグルコサミン&コンドロイチン
ドクターズチョイスというブランドのもの。定期摂取すると関節が悪くなりにくいらしい。
毎日摂取しているサプリは以上5種。朝と夜に分けて、1日の推奨摂取量を摂取している。
たんぱく質(プロテイン)
”ビーレジェンド”という銘柄のプロテインを愛用している。
超甘党のため長年ミルキー味一択だったが、最近限定発売されたチーズタルト味がめちゃくちゃ美味しいので今は併用している。1食120㎉でタンパク質20g。
朝/午後/夕方/夜の4回摂取しているので、毎日自動的にたんぱく質80g摂ることが出来る。
正直、厚労省推奨の栄養をすべて食事から摂るのは本当に難しいので、ビタミンなどはサプリで解決すれば良いと思う。
私は野菜嫌いではないが、めちゃくちゃ好きなわけでもないし、加えて自炊頻度が低く、野菜摂ろうとするとコストパフォーマンスや時間効率が悪化するため、そのあたりを考えてもサプリが都合良い。
ただ、野菜を全く摂らないと食物繊維不足になるため”イヌリン”は常備して、腸の調子と相談しながら不定期で摂取している。
⑦乳酸菌を腸に常駐させるようにした
これは厚労省推奨ではなく友人推奨なので項目を分けた。
私は10代~30代前半かなり風邪を引きやすく、しばしば体調を崩して周囲に迷惑をかけていた。
半年で4~5回ほど発熱したこともあり、人生の悩みの一つだった。それを友人に相談したところ
R1ドリンクを勧められた。メカニズムとしては、腸内に多糖体を作り出す乳酸菌を常駐させることにより、体の免疫を強化するとのことだ。
ぶっちゃけ半信半疑だったが、飲み続けてしばらく経った冬のある日
”あーなんかこれは明日の朝に発熱するかもしれないなー”
というような微妙な体調の夜
まだ20時頃だったにも関わらず、突然強烈な眠気に襲われた。
その日は21時前には就寝し、いつもより2-3時間ほど長い睡眠から起床すると
体調不良の兆しが消えていた。
それまでの人生で、体調がちょっとやそっと悪くてもそんなにめちゃくちゃ眠くなる経験は無かったが、R1ドリンクを365日飲み続けるようになって以降
体調が少し悪化した時”強烈に眠くなる”シグナルが体に追加された感じだ。
その後2,000日近くR1ドリンクは飲み続けているが、発熱したのは3回だけなので、飲み始める前より大幅に改善した。
”やばいぞ!寝ろよ!!”
と身体が教えてくれる感じは、なかなかに面白い。
もちろん個人差があると思うし
私は明治乳業の回し者ではないので、ご利用は計画的にお願いしたい。
R1の力にまぁまぁ感動した私は、明治乳業の株を買おうと思ったこともあった。
冬はR1ドリンクの売り上げ好調だし、コロナ禍前の水準が7,200円程度であるし、倒産する可能性などゼロに等しいので、分散投資の一環に少し持っておくのも悪くない選択肢かもしれない。
100株70万円程度で
年16,000円程度の配当と
2,000円相当のグループ製品詰め合わせの株主優待がもらえるようだ。
・・・本当に買う場合は自己責任で頼む。
さて後編もダラダラと書いてきたが、まもなく5000字となってしまうためこのへんで終了する。
その他書こうかな?と思ったことは
①良いダイエット食品
②身体のトレーニング
③Googlehome&chromecastがとても快適
④禁酒による健康面の効果
あたりだが、まぁまた気が向いたら書こうと思う。
前回と今回のブログが、三十路前の君に限らず、すべての読者様の人生の一助となれば、これ以上の喜びは無い。
お読みいただきありがとうございました!