株主優待乞食道【吉野家編】
優待乞食の基本銘柄!
株主優待の利回りは安いものでも1%2%程度あり、国内の定期預金や国債で運用するのがアホらしくなるレベル。
その中でも「吉野家ホールディングス」の株主優待はかなり破格です。
6月2日現在、100株の価格が142,100円(神無月購入時は129,000円)。
そして2末と8末に保有判定(文字通り株持ってるかどうかを判定するタイミング)して、5月末と11月末に優待券が送られてきますが・・・
これがなんと一回あたり300円券×10枚!
年二回送られてくるので、合計6000円。
金券なのでイコール6000円の価値とは言えないかもしれませんが、
単純に吉野家で6000円分食事すれば等価なので、
優待利回りは驚愕の4.2%!
さらに株主優待券以外にも、株を持ってたら「配当」ってのがもらえます。
まぁ100株しか持ってなかったらチャリンチャリンなんですが、
それでもこの5月と前回11月でそれぞれ現金1000円が配当として配られました。
つまり配当(2000円)と優待(6000円)を合わせると、現在吉野家株を100株持っている時の年間利回りは実に5.6%!
現在、ほとんどの銀行の普通預金の利息は0.001%。
これは100万円預けても年間10円ってこと(しかもそこから税金で2円3円引かれるからね!w)
そう考えたら、株主優待目的の株式保有は(リスクは当然ありますが)とても魅力的です。
当然株価が下がるリスクはありますが、私の見解を述べますと
15万円で吉野家の株100株買って10年持っておく!という決め打ちで
仮に優待と配当が変化しないと仮定した場合、配当は10年で2万円&優待は10年で6万円相当です。
・・・この数字を見ると、損する可能性は非常に低いように思います。
ただし!以下の3点が起こると簡単に損しますので注意。
その1 会社が倒産
これ一番ヤバイやつです。
吉野家が倒産するのはイメージしにくいですが、倒産した場合はほぼ全部パーです。
株関係で一番ガッツリ損するパターンがこの倒産でしょう。
その2 配当割合の低下
株の配当は会社の業績によって上下しますので吉野家の業績が下がると配当も下がります。まぁこれに関してはもともとがチャリンですし、そこまで大きな影響は考えにくいでしょうね。
その3 株主優待のクオリティ低下もしくは廃止
地味にこれもかなり損します。
私は吉野家以外にも少しずつ色んな銘柄を保有していますが、
株価格が3万円で株主優待が年一回クオカード2000円!
優待利回り6%なので飛びつきましたが、一回配布したあと、株主優待がすぐに廃止され、
株主優待目当てだった人たちが売りまくって株価が暴落しましたw
上記は私の実体験ですが、上記以外にもよくわからない会社が株価上げるためにものすごい高利回りの優待バラまいて、一回配って即廃止みたいな例を見かけたことがあります。
高すぎる利回りや、マイナー株式には注意が必要です。
そもそも吉野家も、数年前まで優待は5000円分×年2回だったらしいですからねw
【株主優待券使用】
前から「優待券来たら食べてみよう!」と思ってた「牛すい鍋膳」を食べてきました!
「牛すい」は関西で言う「肉すい」ですね。
由来は「肉うどんのうどん抜き」ですが、吉野家の牛すい鍋にはうどんが入っていますw
私は吉野家の「牛すき鍋膳」が大好きで、優待券は毎年だいたいそれに消費されるのですが、この「牛すい鍋膳」もなかなか美味しかったです(・∀・)
牛すき鍋はすき焼きの割りしたのような甘辛い出汁でしたが、
牛すい鍋はうどん出汁のような味。卵で味を変化させながら食べる!
こちら定価は630円ですが、優待券2枚使用したので会計は30円でした。
皆さんも是非吉野家の株主優待を利用してみましょう!